アニメ鑑賞の始め方

もしアニメを観た事がなければ、どれから見始めるかを決めるのは難しいかもしれません。それもそのはず、アニメは6000作品以上存在しています。長編アニメの起源は1940年代に初のフィルムアニメとして制作された桃太郎 海の神兵ですが、以降このジャンルは日本だけでなく世界中で栄えています。

アニメの世界でも音楽の世界と同じように過激なエリート主義のファンは存在します。誰かからナルトは大衆向けであり、観る者は本物のアニメファンではない等といった事を言われても、そんなことは気にせず主流の作品を鑑賞しましょう。

主流であるのには理由があるからです。それでは私達がアニメ鑑賞をお手伝いいたしましょう!見始めなければその楽しさが分かりません。各回は平均20分程度で、多くの映画のように2時間も画面の前にかじりつく必要はないので、気楽に見ることができます。アニメ好きが新たなシリーズを見始めるのに躊躇してしまう理由としては、多くの場合、非常にエピソード数が多い事が挙げられます。一部は何と1000エピソードを超えており、人気シリーズのワンピースがその良い例です。

  1. 鋼の錬金術師

二人の兄弟、エドワードとアルフォンス・エルリックの錬金術や悪との戦いに満ちた冒険の物語です。この素晴らしいシリーズのTV版は躊躇せず観ていただけます。他の長編のシリーズとは異なり、鋼の錬金術師はたったの69エピソードで、個人的には丁度良い話数です。非常に肯定的なレビューがこのシリーズの質の高さと視聴者からの人気を保証していますし、アニメーションのスタイルや愛をこめて作曲された劇中の音楽もあって、最後まで観て必ず気に入るはずだと私が保証します。音楽と言えば、もう何万回と聴いたYUIの曲。個人的には数多あるアニメのオープニング曲の中でも最高の一曲です。

  1. デスノート

このシリーズは私がアニメの世界に入り込むきっかけとなった作品です。37エピソードなので見始めるのにぴったりなのですが、二日間で一気に観てしまった後、もう続きが無い事に悲しみを覚えます。作品のスリル、犯罪、ミステリーや超能力といった要素でキャラクターも含めて惹きつけられます。

デスノートとは何なのか気になるかもしれませんね。決して愛する人の名前を書き込みたくはない一冊。冗談はさておき、そこに名前が書かれた人はすぐに死んでしまいます、全くとんでもないコンセプトですよね?

  1. ナルト

そしてついに長編です。忍者好きであればナルトは必見です。物語は幼い主人公が隠れ里である木の葉の里で、忍者学校の生徒をしている所から始まります。ナルトの世界は現実と同じように歴史や伝統、文化に富んでいますが、悲しみを生む戦争もあり、それが同時に多くのキャラクター達に力を与えています。ナルト、サクラ、サスケに降りかかる困難を通じて物語を追いましょう。また一つアドバイスとして、オリジナル回は観なくても鑑賞できるかも知れません。